統合失調症の症状は人それぞれですが、社会生活に支障がない位の病状なら基本的にどの職業に就いても可能です。
統合失調症の人の特性としては、『臨機応変な対応』や『長時間労働』にどうしても弱い面があります。
今回は統合失調症の病状を踏まえた働きやすい職業・就労できない職種・求人サポート企業などを記事にしましたので読んでみて下さいませ。
統合失調症に向いている職業10選
①不動産営業
営業でも不動産営業は、対面接客でもお客さんの要望を聞くのが多かったり、事前に部屋の情報を調べられたりと意外とマイペースに働くことが出来ます。
お客さんも、部屋はじっくり探したいタイプなので「急がないと！」と思う必要はあまりないかもしれませんね。
②福祉・介護職（ヘルパー・介護士）
日本の高齢化社会で介護職は猫の手も借りたい位の人手不足に陥っています。そんな事情から未経験でもたくさんの求人があります。短時間・残業なし等条件重視でも選ぶことが可能です。
ヘルパー・介護士の資格も将来的にとらないと給料が上がらないんじゃないか…不安に思ってる方は多いと思います。
かいご畑では求人募集に加え、介護資格（13万円相当）を0円で取得できるキャリアアップ応援制度を設けています。
専門のコーディネーターも就職の相談にのってくれ、今なら無料で登録できます。
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③医療事務職
内勤事務でもオススメなのが医療事務職です。
仕事に復帰したい時や主婦の再就職でも医療事務の資格は役に立ちます。医療関係の資格は手堅く、取っておくだけでも損はないと言えるでしょう。
④IT関係（プログラマー・エンジニア）
IT関係でプログラマーやエンジニアは、資格を持っていなくても未経験で入社できる会社が多くあります。
突然プログラミングをするのではなく、プログラムの動作をチェックするテスターから業務を開始してプログラミングを覚えながら徐々にステップアップする方法も。
プログラミングが出来るようになれば、会社によっては体調が悪ければ自宅で作業を許可してもらえたり、独立して好きな時間に働くことが出来ます。
独立するにはコネクションがいるのでは？と思いますが、最近はクラウドソーシングと言って「CrowdWorks」（登録・使用料無料）で仕事を簡単に受注することが出来ます。
もし…あなたが20代でしたら、プログラミング習得＆転職サポートを利用できるサービスがあるので是非活用してみて下さい。
学習支援（無料）では参加者の71.6%はパソコン初心者からスタートし、就・転職成功率は実に95%以上という驚きの実績があります。
このサービスは国から補助金が出ており、就職先に支払われる仕組みです。
各会社には補助金限度額が設けられていますので早めに申し込みをした方がいいかもしれません。。
最近は通常のプログラミングスクールでも金額は手ごろでお得なサービスが充実しています。私のおすすめはTECH::CAMPです。
転職できなければ全額返金保証制度もあります。
⑤製造・作業関係
製造・作業関係の求人は「未経験の方歓迎」がほとんどです。
持病をもっている人は、軽作業（検品・検査・調整、仕分け・梱包・ピッキング）で負担のない仕事にまずは就いている事が多いです。
まだ仕事に就いていなくてガッツリ働くのは不安…という方は、軽作業から始めてみるとリハビリにも丁度良いでしょう。
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⑥コールセンター
コールセンターは人と関わることが多くなる仕事ですが、飲食店やアパレルショップよりお客さんとの距離は遠いです…何しろ電話越しなので（笑）
最近ではどのコールセンターも「サービス向上のためこの通話は録音させていただきます…」と事前に音声が流れています。
お店でなら罵声を浴びせるお客さんも録音されている…と冷静になり得る可能性が高いので、コールセンターは比較的オススメと言えます。
⑦在宅・副業関係（ライター・デザイナー）
在宅作業は隙間時間にお金が稼げると副業でも好評な仕事です。人気なのは、ライター・デザイナー・プログラマー・メルカリ転売などです。
最近は、クラウドソーシング「CrowdWorks」
で誰でも文章を書いてお金を稼ぐことが出来ます。ネットだけで出来る内職に近いです。（データ入力・翻訳・簡単な画像加工…プロではなくても、デザインやプログラムの仕事に手軽にエントリー可能です）
クリエイター色が高い「ココナラ」
では、イラストやロゴを販売も出来ます。
統合失調症の人でライター業（クラウドソーシングで受注）をしている人を知っていますが、月収100万円稼ぐ人もいます。
⑧建築・土木作業員
建造物は自分がたずさわったというのが目に見える形で残るので、モノ作りが好きな人はやる気が出る仕事ではないでしょうか。
未経験歓迎の求人も多く、入社してから資格を取得してスキルアップすることも可能です。
⑨駐車場・マンション管理人
仕事内容は求人内容で変わりますが、清掃・入居者対応・警備・設備点検・管理組合業務など。
大規模なマンションだと役割りが分担されることが多いです。
⑩カメラマン
最近は初心者の人でも、Webサイトに自分の撮影した写真をアップして収益を得れます。スマホで撮影したものも可能です。
アップした写真はダウロードされたごとに収益が発生するので継続的にお金が貯まります。
サイトを通して撮影の仕事の依頼が来る場合も…。写真ACが一番有名ですので、気になる人は登録してみは…。
統合失調症に向かない職業
統合失調症の人に向いていない傾向の職業は、
・マイペースで出来ない
・臨機応変な対応が多い
・残業＆拘束時間が長い…などなど。
就職・転職で失敗したくない…と思っている人は多いと思います。
ニートであったり、仕事が続かない、正社員に登用されたい…という方は一度、就・転職のプロに相談するのも良いでしょう。
就職Shop
就職Shopは、「4人に3人は正社員未経験」結果として、それぞれに事情を抱えた人が面談で密に相談できます。
そのほとんどは社会人としての経験もない人で、エージェントはやり取りに多数の実績があります。（2017年4月現在、利用者数9.3万人突破）
ターゲットとなる層が、フリーター、ニート、中退、既卒、高卒、第二新卒、社会人経験なしですので安心ですね。
面談場所は、とうきょう店（銀座駅C2出口 徒歩4分）・しんじゅく店（新宿駅西口 徒歩2分）・にしとうきょう店（立川駅北口 徒歩6分）・ヨコハマ店（横浜駅西口 徒歩5分）・ちば店（千葉駅東口 徒歩4分）・さいたま店（大宮駅西口 徒歩5分）・おおさか店（大阪駅 徒歩4分）・こうべ店（三ノ宮駅 徒歩5分）・きょうと店（烏丸駅 徒歩１分）と駅近です。
「アルバイトに行く前に」「会社の帰り…」「面接終了後の不安なときに相談」「最終面接の朝に練習してから行く」そんな使い方でも歓迎です。
派遣・契約社員・バイトでお金を稼ぐ
「病状が不安定で働き方をセーブしたい…」
「短期間で働きたい…」
「すぐにお金が欲しい…」などなど。
自分の体調に合わせて働き方を変えてもいいかもしれません。
ジョブリンク
ジョブリンクは人材派遣会社です。全国にいろいろな職種の派遣・契約社員の求人情報を取り扱っています。
1ヵ月や3ヶ月以内で済む仕事や、3ヶ月で区切って継続するか自分で決める長期のものまであります。
期限が決められている（雇用が不安定）と見られることから、正社員より給料は高くなる場合がほとんどです。
しかし働き方をセーブしたい・精神的に楽でいたい人にはこの働き方はとても向いています。
リゾートバイト
「リゾートバイト.com」は日本全国のリゾート地で住み込みで短期間働くちょっと面白いお仕事です。
寮費・光熱費・食費の負担が基本的にかからないので、貯金目的の人も非常に多いです。2ヶ月で50万円以上稼げる募集もあります。
ほとんどが経験不問で、男女が現地で楽しく仕事をしています。
WEB申込み⇒履歴書登録⇒近くの支店で面談or電話面談（本登録）⇒仕事案内⇒勤務スタート！と近場のバイトと変わらない流れです。
リゾート地で働くと良い気分転換にもなるし、お金も貯まって良いこと尽くしですね(*´▽｀*)
障がい者の求人紹介をする企業
障害者向けに特化した人材紹介「dodaチャレンジ」
dodaチャレンジを利用するには、身体障害者手帳・療育手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳・または申請中の方が対象です。
地方在住の方でも電話・メール相談にて企業紹介などを行っています。
コーディネーターがその人に合ったキャリアプランニングを提案してくれたり、円満退社の手続きのアドバイスなども手伝てくれます。
入社後も気軽に相談に乗ってくれる頼りになる人材紹介会社です。
障がい者手帳取得者のみの「アットジーピー【atGP】」
アットジーピー【atGP】は、「関東・関西・名古屋エリア在住の障がい者手帳をお持ちで、就職・転職をお考えの方」がサービス対象です。
関西・名古屋に近い人はこっちにした方が良いですね(;^_^
一般には公開できない求人もあり、無料面談で教えてくれます。
通常の就職活動に統合失調症は不利？
統合失調症は面接や会社でオープンにすれば、もしかしたら差別される対象になるのでは？と思いますよね。
たしかに…公には言いませんが、『病気がある・なし』で判断している部分は多少なりともあるかもしれません。
会社側も「あなたが統合失調症だから落とした」なんて言ったら差別で逆に訴えられるって面もありますし…。
しかし、就職でうまくいかないのは全て病気のせいと決めつけては何もうまくいきません。
自分がやりたいこと・なりたい職業があるのであれば、有利になるように資格を取得したり、面接対策を見直したり…受かるために出来うる努力をするのが大事です。
まとめ
統合失調症は良くなることはあっても治らない・治りづらい病気とされています。
通院や薬を飲むことも長期化することを見越して、仕事選びをしてみましょう。
症状が悪化して通常の業務が難しくなってきた場合は、障がい者手帳を取得することで「障がい者枠」に応募することも可能です。
現在は正社員であっても給料が低いですし、なかなか昇進が難しい時代になってきました。
資格を取得して就職を有利に進めたり、手に職で技術をみにつけるのが将来的にプラスに働くのではないでしょうか。
また、国は副業を推進してもいるので、お金を稼ぐところを複数持っておき、リスク分散するのもオススメです。
それでは…
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
