「てんかん」だと、会社に就職する時に何か気になるところはありますか?
みんなと一緒に普通に就職活動していいのか?面接でてんかんと言うか?通院で休む場合は?…悩みますよね。
今回はあまり表に出ない、てんかんの人の働き方について紹介したいと思います。
てんかんの人は普通に就職していいか?
抗てんかん薬で発作が抑えられている人なら、どんな職種でも普通に就職することができます。
パイロットや宇宙飛行士はさすがに難しいですが…(苦笑)
私は過去に3人、てんかんの男性に出会ったことがあります。それも同じ職場でした。
1人は突然倒れてしまって救急車を呼ばれていました。残り2人は、抗てんかん薬で発作が出なくなっていたので正社員でバリバリ働いていました。
次の日は普通に来てたよ。
100人1人の割合でてんかんの病気の人はいると聞きましたが、やっぱりいるもんですね~。
就職先の面接で自分から「てんかんです」と言うべきか
てんかんだと自分から言う必要はありません。面接で健康面など聞かれたら答えれば良いです。
隠し事みたいで嫌だ…と思う方は、隠さないで最初から就職活動するのも良いでしょう。
実際、会社側はてんかん持ちと知って最初から雇いたくないと思っているところも多いです。
常に仕事に支障が出ないものなら言わなくても平気ではないでしょうか。
就職先で「てんかん」と言わない選択
就職先で持病のてんかんを隠して働くことになると、通院で休む理由を考えなくてはなりません。
毎回違う理由を考えてばかりだと、ズル休み?と思われてしまうので「ちょっと持病があって薬をもらいに行ってます」など病名を濁すのも有りかと思います。
知りたがりの人は、持病って何?どこか悪いの?とかいらぬ事を聞いてきますので、それがどうしても耐えられない人は以下の記事から理由を探してみて下さい。
就職してから「てんかん」と公表する
面接では病気のことは一切言わないで、仕事が慣れてきたら徐々に周りにカミングアウトする方法も良いでしょう。
仕事が慣れるまでは大変かもしれません。しかし、周りの人に認められるようになってくれば、自信にも繋がり意見も通りやすくなります。
そこから「通院で休むことが時々ある」と言って、雑談交じりでサラッと自分はてんかんだ、とカミングアウトするのも良いかもしれません。
まとめ
てんかんの人の働き方って発作が抑えられていれば、”見た目”には普通に働けるんですよね。
だけど、てんかんを持っている者からしたら、周りの目を気にしてどう振る舞うかを考えています。普通の人から見たら、いらぬ部分を気にしなくてはならないんです。
普通の就職……は出来るんだけど、「てんかんを隠すか隠さない」や「てんかんで自分がどう見られる」などは神経をつかいます。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。